21歳のアマ・鈴木晃祐がコースレコードの猛チャージ 首位と2打差3位でホールアウト


ホールアウトし、笑顔で薗田峻輔(右)とタッチするアマチュアの鈴木晃祐

ホールアウトし、笑顔で薗田峻輔(右)とタッチするアマチュアの鈴木晃祐

◆男子プロゴルフツアー アジアパシフィックオープンダイヤモンドカップ  最終日(15日、茨城・大洗GC=7163ヤード、パー70)

 首位と7打差の19位からスタートしたアマチュアの鈴木晃祐(東北福祉大4年)が1イーグル、6バーディー、1ボギーのコースレコードの63で回り、鈴木がホールアウトした時点で首位と2打差の3位に急浮上した。千葉県出身の鈴木は西武台千葉高を卒業後の2019年、東北福祉大に入学。3年時の昨年、日本アマと日本学生でいずれも3位。日本オープンでも予選を通過し、61位。マスターズ覇者の松山英樹(LEXUS)ら多くの名選手を生んだ東北福祉大から、また、新たなスター候補が誕生した。

 最終組は13番を終了。首位タイから出た桂川有人(国際スポーツ振興協会)が通算9アンダーで単独トップに立っている。

 1打差の2位にベン・キャンベル(ニュージーランド)が続く。

 2打差の3位に、ホールアウトした鈴木、14番まで終了した今平周吾(ダイヤ)、岩田寛(フリー)、20歳のアマチュアのカズマ・コボリ(ニュージーランド)の4人。

 首位タイスタートの大西魁斗(ZOZO)と時松隆光(ロピア)はともに14番まで、スコアをひとつ落とし、3打差の7位に後退している。

 19位から出た石川遼(カシオ)は5バーディー、4ボギー、1ダブルボギーの71でホールアウトした。出入りの激しいゴルフで通算1オーバーとスコアを落とし、28位に後退した。

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