西郷真央が16番イーグルで今季5勝目「まさか入るとは」 稲見萌寧は2位で連覇ならず


通算13アンダーで優勝を決め万歳する西郷真央

通算13アンダーで優勝を決め万歳する西郷真央

◆女子プロゴルフツアー ブリヂストンレディス 最終日(22日、千葉・袖ケ浦CC袖ケ浦C=6713ヤード、パー72)

 1打差の単独首位から出た西郷真央が69で回り、通算13アンダーで逃げ切りの今季5勝目を飾った。10アンダーで4人が並ぶ混戦で迎えた16番パー5で、グリーン左バンカーから第3打をカップに入れる見事なイーグル。この時点で2打差をつけ、勝利を引き寄せた。

 3週前のパナソニックオープンで今季4勝目。だが、ここ2週連続で予選落ちを喫していた。今大会前には、男子ツアー歴代最多94勝の尾崎将司に指導を受け、復活した。ジャンボが男子の「ブリヂストンオープン」で1988年、97年に2勝したコースでタイトルを手にした。今季出場10戦で5勝となった。

 昨年大会覇者で昨季賞金女王の稲見萌寧は3打差5位から出て、前半にスコアを4つ伸ばして、2打リードで後半に突入したが、後半に伸ばしきれず68で11アンダーの2打差2位で終えた。

 この日ベスト65をマークした青木瀬令奈が10アンダーで、71の山下美夢有と並び3位となった。申ジエ(韓国)が9アンダーの5位、上田桃子が68で7アンダーの6位となった。

 西郷真央「(16番イーグルに)まさか入ってくれるとは思っていなかった。すごくうれしかった。(18番もバーディー締めに)しっかり決められて良かった。(予選落ちした期間は)自分のゴルフを見直す機会だった。たくさんの方が応援して支えてくださり、全力で頑張ろうと思わされた大事な2週間でした」

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