【マンスリー藤田光里】次こそ母のキャディーで予選突破を


母がキャディーを務めたワールドレディスサロンパスカップで笑顔を見せる藤田(左)

母がキャディーを務めたワールドレディスサロンパスカップで笑顔を見せる藤田(左)

 今月の今季メジャー初戦のワールドレディスサロンパスカップでは、母にキャディーをお願いしました。20年6月のアースモンダミンカップ以来2度目。最終日が母の日で「最終日まで居られたらいいね」と2人では話していたのですが予選落ち。グリーンが硬く、アイアンショットが奥にこぼれてしまうことが多くて残念な結果でした。でも、母が久しぶりにお会いできた応援団の方々と楽しそうにしていたのがうれしかったです。次こそは母がキャディーの時に予選を通りたいと思います! 母の日には、母に花束を贈りました。

 そして予選落ちした翌日は、弾丸日帰りで北海道に父のお墓参りに行きました。開幕前は雪で行けなかったので父の墓前で手を合わせて「今年は初めましてだね」などと色々報告してきました。その後、20歳の誕生日に父と一緒に買い物をした札幌市内のお店に寄りました。懐かしい思い出に浸りながら、気持ちを切り替えて戻ってきましたよ。

 実は今月、自動車情報誌「ベストカー」に載せて頂きました。2月に株式会社MIDさんから提供して頂いた「AudiQ5」に乗った写真などカラー3ページ。私が運転が好きなお話や長距離移動中の過ごし方などを紹介していただきました。ぜひご覧ください。北海道、九州以外は車で遠征するので4か月で愛車の走行距離は8000キロを超えました。

 6月のレギュラーツアーは、アース・モンダミンカップ(23日開幕・千葉)に出場予定です。そして7月のニッポンハムレディス(7日開幕・北海道)にも推薦出場が決まりました。大好きな桂GCで頑張ります!(女子プロゴルファー)

 ◆藤田 光里(ふじた・ひかり)1994年9月26日、札幌市生まれ。27歳。3歳で父の故・孝幸氏の教えでゴルフを始め、西岡中3年から北海道女子アマチュア5連覇。飛鳥未来高卒。13年にプロテスト合格。14年賞金ランク38位、15年はフジサンケイレディスで初優勝して同18位。17~21年は賞金シード入りを逃した。165センチ、56キロ。家族は母と妹、弟。「AKRacing(エーケーレーシング)」所属。

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