◆日本女子プロゴルフツアー リゾートトラストレディス(26日~29日) プロアマ日(25日、山梨・メイプルポイントGC=6580ヤード、パー72)
愛知・セントクリークGCで行われた昨年大会優勝者の勝みなみ(明治安田生命)は、自身初の大会連覇へ、思いを語った。「コースが違うし、全然ディフェンディングという感じがしないけど。調子はだんだん上がってきている。やっぱりやるからには優勝を目指していきたい気持ちがある。1つ1つ集中して、そのショットを楽しめたら優勝に近づくと思う。どう楽しめるか」と気持ちを高めた。
前回、山梨・メイプルポイントGCで行われた15年大会は、アマチュアで出場し、11位でベストアマに輝いた。当時のことは「全然覚えていないんですよね」。コースについては「こんなにグリーンってうねっていたかなという印象で…。ただ、傾斜があるので、ラインの読みも大事になると思います」と警戒した。16歳で出場した当時から7年たち「アマチュアの時は優勝しか考えていなかった。プロになってからはアプローチのバリエーションも増えたし、ゴルフでも視野が広がった。気持ちの面で一番変わった」と語った。
昨年大会は第2ラウンドで同じ98年度生まれ“黄金世代”の山路晶が3番と7番でツアー史上初の同一ラウンド2度のホールインワンを達成し、後日、ギネス世界記録にも認定された。勝は同い年の驚異的な2打を驚きつつ、山路が「3番でホールインワンを決めたボールは5番でOBを打って、なくしてしまいました」と話していたことを指摘し「いや~もう、山路らしい~って(笑い)普通(球を)取っておくよねと話したり」と笑った。
今大会は最終日の3番、8番、12番、16番の全ショートホールで「ホールインワン賞=800万円」が設定されている。これには目を輝かせ「いや、狙っていきたいですよね。だって4つ入れたら(合計)3200万円でしょう? 入らないとしても山路みたいなこともあるじゃないですか! まずは予選を通って、最終日に1個でも入ってくれたら万々歳です」と意欲的だった。