菅沼菜々と石井理緒が2差2位と好発進 稲見萌寧に続く“はざま世代”2人目のVへ突き進む


4番、カメラに向かってピースする菅沼菜々

4番、カメラに向かってピースする菅沼菜々

◆女子プロゴルフツアー リゾートトラストレディス 第1日(26日、山梨・メイプルポイントGC=6580ヤード、パー72)

 第1ラウンドが行われ、4月のフジサンケイレディスで1998年度生まれ“黄金世代”11人目の優勝者となった高橋彩華(さやか、東芝)と並び、99年度生まれ“はざま世代”の菅沼菜々(あいおいニッセイ同和損保)と石井理緒(サーフビバレッジ)がともに68をマークし、4アンダーで2打差の2位と好発進を切った。

 午前8時20分に1番から出た菅沼は、4番から4連続バーディーを含む7バーディー、3ボギーの68で回った。「1番でバーディーパットが外れて(パーで)ちょっと流れが悪いなと思っていたら、ショットがキレてきて4連続バーディーもあって、楽しいラウンドでした」と声を弾ませた。

 一方の石井は午後12時15分に10番からスタート。3番で約9メートルのバーディーパットをねじ込むなど5バーディー、1ボギーの68。本来はショットに自信を持っているが、この日は25パットとグリーン上がさえた。初日で今季自己最高の2位に「4アンダーで回ることができたのですごく満足しています」と笑顔を見せた。

 1つ上の“黄金世代”と通算7勝の古江彩佳、同4勝の西村優菜、同2勝の吉田優利ら00年生まれ“ミレニアム世代”の中間世代にあたる。同学年の仲間うちでは「うちらって“はざま”かな?」と自虐的に話し合ったたこともある。その中で昨季は稲見萌寧が9勝(通算10勝)を挙げて賞金女王に輝き、大ブレイクを果たした。世代2人目の初優勝へ、菅沼は「雨でどうなるか分からないけど落ち着いてやりたい」。石井も「ショットを修正して、気を抜かずに頑張りたい」と突き進む。

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