渋野日向子は出だしダボ2つの「76」5オーバー発進「スタートからいい感じのショットが打てなかった」


◆米女子プロゴルフツアー メジャー第2戦 全米女子オープン 第1日(2日、米ノースカロライナ州パインニードルズGC=6638ヤード、パー71)

 第1ラウンド(R)が行われ、20年大会4位の渋野日向子(サントリー)は、3バーディー、4ボギー、2ダブルボギーの76と伸ばせず、5オーバーで初日を終えた。現時点で暫定127位。砲台グリーンが特徴的なコースで「グリーンを狙うショットは特にそう、差は出るコース。初心に戻り、まずはグリーンに乗せること」と話していた3度目の舞台で出遅れてしまった。

 炎天下の下、午後のスタート。1番でいきなり5オン、2パットのダブルボギーを喫すると、2番も連続のダブルボギーでスコアを下げた。3番から落ち着きを取り戻しパーを重ねると、6番パー4で第2打をピン右約3メートルにつけて初バーディーを奪った。だが、直後7番で約6メートルのパーパットが外れ、ボギー。後半も10番、11番で連続バーディーを重ねたが、難関ホールの14番でグリーン左手前のバンカーに入れてボギー。16番、17もボギーでスコアを落とした。

 32歳のミナ・ハリガエ(米国)が16ホールを終えて、7アンダーで暫定首位。アマチュアのイングリッド・リンドブラッド(スウェーデン)が65をマークし、6アンダーで1打差の暫定2位。今大会は1番と9番からの変則スタート。日本勢は渋野を含めて、総勢15人が出場している。

 渋野「悔しいラウンドにはなったが、いいところもあった。最初の2ホールでガタガタと落としたけど、その後チャンスにつく回数も多かった。ドライバーが良くなったら、セカンドショットが良くなかったり、かみ合わない一日。気持ち的に少し緊張感があり、スタートからいい感じのショットが打てなかった。冷静に一打一打、打つことができなかった分、ダボ、ダボときた。明日はしっかり切り替えて頑張りたい」

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