初メジャー出場の西郷真央が日本勢最上位の18位発進「すごく楽しくプレーできた」


西郷真央

西郷真央

◆米女子プロゴルフツアー メジャー第2戦 全米女子オープン 第1日(2日、米ノースカロライナ州パインニードルズGC=6638ヤード、パー71)

 初メジャー出場の西郷真央(島津製作所)はティーショットが好調で3バーディー、2ボギーの1アンダー、70で首位と6打差の18位発進。小祝さくら(ニトリ)と並び日本勢で最上位のスタートを切った。

 変則的なコースのため9番から出ると、11番で2・5メートルのバーディー。14番ボギー後、16番パー3で2メートルに運び、これを沈めた。後半も安定したプレーで海外のデビュー戦をアンダーパーで発進した。

 今季国内ツアーで出場10戦5勝と好調な西郷は「アンダーパーで回れて良かった。ホッとしている。ヘッドスピードを抑えてでも、しっかりフェアウェーをキープすることを考えてプレーした。緊張は全くしなかった。(同組の2人と)飛距離が違いすぎて、自分のプレーに徹した」とうなずいた。FWキープは100%をマークした。

 師匠・尾崎将司から授かった素振り棒も米国に2本持参した。「今日も振ってからプレーしました」。渡米前には「今まで積み重ねてきたことを全部出せるように頑張れ」と激励を受け、異国の地で体現した。滞在中は母の手料理で英気を養い、ラウンド中は暑さ対策で凍らせたジュースで水分補給した。

 「すごく楽しくプレーできた。ボランディアの方が『ハイ』と声をかけてくれて、明るい気持ちでできた。雰囲気もいい。明日も気を引き締めて(午後組の)コンディションに対応できるように全力で頑張ります」と上位を見据えた。

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