小祝さくらは日本勢最高順位に充実の表情「短いようで長かった」


小祝さくら

小祝さくら

◆米女子プロゴルフツアー メジャー第2戦 全米女子オープン 最終日(5日、米ノースカロライナ州パインニードルズGC=6638ヤード、パー71)

 最終ラウンド(R)が行われ、前週の日本ツアーで優勝した小祝さくら(ニトリ)は24位で出て、2バーディー、4ボギーの73で回り、通算3オーバーでホールアウト。現時点で暫定20位につけている。日本勢は決勝Rをプレーした5人がラウンドを終えたが、小祝は日本勢最高順位を保ってフィニッシュした。

 「今日は風がすごい難しくて。このコースはバックナインが難しいので、17番も簡単なホールではないけどパーを取ることができました。後半はなんとか耐えるゴルフができて良かったです。風の影響していたのか、意外と順位が下がっていなくてびっくりしました」と悔しさも含めて、充実した口ぶりだった。

 前回出場した20年大会は予選落ち。ガックリ肩を落として帰国したが、今回は過密スケジュールの中でも、しっかり予選を通過して4日間を戦い抜いた。「なんか短いようですごい長かったんですけど…やっと終わりか。それでもまたチャレンジしていけたらと思いました」。メジャーで見つかった課題については「マネジメントがすごい足りないと実感したのと、あとはパター。うまい選手は微妙な(距離の)流れを作るパットを決めてくる。自分もしっかりと決めれるようになりたいです」と見据えていた。

 今後はすぐに日本に帰国し、次週の国内ツアー、宮里藍サントリーレディス(9日~12日・兵庫)に出場を予定している。さすがに“鉄人”も「疲れは実際あったりするけど、時差ボケとかはなかった。来週がちょっと心配」と笑いつつ、次戦での活躍を見据えていた。

最新のカテゴリー記事