松山英樹は首位と5打差24位で決勝Rへ、アマの中島啓太ら他6人の日本勢は予選敗退 全米オープン第2R終了


◆米男子プロゴルフツアー メジャー第3戦 全米オープン 第2日(17日、米マサチューセッツ州ザ・カントリークラブ=7254ヤード、パー70)

 156選手が参加して「世界一難しいメジャー」の予選ラウンドが終了した。過去最多7人が出場した日本勢では、昨年4月のマスターズ王者・松山英樹が2バーディー、2ボギーの70をマーク。日本勢最上位の通算イーブンパーで、男女通じて日本人初のメジャー2勝目に向けて、首位と4打差の24位で決勝ラウンドへと進んだ。

 米ツアー1勝の小平智は3バーディー、4ボギーの71で回り、5オーバーの82位。世界アマチュアランク1位の中島啓太(日体大4年)は3バーディー、6ボギー、1ダブルボギーの75で回り、8オーバーの121位でともに予選落ちとなった。

 星野陸也は4バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの71で121位。初メジャーの出水田大二郎は2バーディー、5ボギー、2ダブルボギーの77で131位でともに決勝ラウンドには進めなかった。

 初メジャーの杉山知靖は2バーディー、8ボギー、1ダブルボギーの78で、12オーバーの141位。初出場の香妻陣一朗は3バーディー、7ボギー、1トリプルボギーの77で回り、13オーバーの144位でともに予選落ちとなった。

 66をマークしたメジャー2勝のコリン・モリカワ(米国)、ジョエル・ダーメン(米国)が通算5アンダーの首位に並んでいる。連覇を狙うジョン・ラーム(スペイン)、2011年大会覇者のロリー・マキロイ(英国)らが1打差の3位で追う。4月のマスターズを制した世界ランク1位のスコッティー・シェフラー(米国)は、3アンダーの8位へ浮上した。

 アマチュアのトラビス・ヴィック(米国)、昨年の東京五輪金メダルのザンダー・シャウフェレ(米国)、ウィル・ザラトリス(米国)が1アンダーの16位。2017年&2018年大会覇者のブルックス・ケプカ(米国)はイーブンパーの24位。5月の全米プロ選手権を制したジャスティン・トーマス(米国)、2016年大会覇者のダスティン・ジョンソン(米国)は、1オーバーの31位に後退した。

 2020年大会王者の飛ばし屋ブライソン・デシャンボー(米国)、2015年大会覇者のジョーダン・スピース(米国)は、2オーバーの40位となった。史上6人目の生涯グランドスラム(メジャー4冠)を目指したフィル・ミケルソン(米国)は、11オーバーの134位で予選落ちとなった。

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