◆米女子プロゴルフツアー メジャー第3戦 全米女子プロ選手権 第2日(24日、米メリーランド州コングレッショナルCC)
ツアー通算6勝の畑岡奈紗(23)=アビームコンサルティング=は6位で出て4バーディー、4ボギーの72で回り、首位と10打差の通算1アンダー17位へ後退した。70の笹生優花(21)=フリー=は2アンダーの14位、同じく70の西郷真央(20)=島津製作所=はイーブンパーの27位。75の渋野日向子(23)=サントリー=は3オーバーの54位で、いずれも決勝ラウンド(R)へと進んだ(渋野は棄権)。メジャー2勝の田仁智(チョン・インジ、韓国)が69で11アンダーの首位をキープ。
2日目は天気が回復し、コースコンディションに変化がありました。全体の距離は初日から170ヤードほど短くなっていましたがピン位置は厳しく、やはりフェアウェーキープがカギとなった一日でした。
畑岡選手は14ホール中11ホールでフェアウェーを捉えました。前半17番では第1打がディボットに入るアンラッキーもあり、我慢を強いられましたが、8番パー4の1オンバーディーはさすが。出入りが激しいゴルフにはなりましたが、メジャーでバーディーをしっかり取れていることに意味があります。
笹生選手は、持ち味の飛距離を生かした11番パー5でのイーグルが大きかったです。後半はパットもよく決まっており、復調の兆しが感じられます。2人ともかみ合えばビッグスコアが出る選手なので、決勝ラウンドが楽しみです。(女子プロゴルファー・諸見里しのぶ)