女子ゴルフの前週大会アース・モンダミンカップ第1R(23日)で、大西葵(27)とのトラブルで交代となった大江順一キャディーが周囲に「大声を出して騒いだ事実はない」などと一部報道内容を“否定”していることが27日、分かった。
大西と大江氏は第1R前半の17番で、2打目のミスショット後の救済措置を巡って意見が対立し、口論になったとされる。その際、バッグを運ばない“職務放棄”とみられる行為があったという。18番ティーで、大西が競技委員に帯同キャディーの交代を申し出た。その後はメーカー担当者らが代役キャディーを務め、6オーバーの36位だった。
大江氏の行為はトーナメント規定・キャディー規則の「エチケット、マナー、風紀を乱す等」に抵触しているおそれがあり、現在、日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)が関係者に事情聴取を行っているようだ。また、大江氏が選手に「帰れ」と言われてコースを離れたのではないかという見方も浮上し、情報が錯綜(さくそう)している。