松山選手の第2Rはスタート時間、コンディションが味方しなかった…今田竜二氏分析


 第150回全英オープンは15日、英セントアンドリュース・オールドコース(パー72)で第2ラウンド(R)が行われた。松山英樹は72で通算1アンダー、首位と12打差の55位で決勝Rに進んだ。

 松山選手の第2Rは午後3時すぎのスタートと天候、ティータイムの運に恵まれなかった印象です。風向きが初日とは真逆で、後半の9ホールが向かい風で難しくなりました。コブの位置にピンを切ってあるホールもありました。気温が下がり、セカンドショットの距離感に苦戦しました。

 序盤に好スタートを切りましたが、午後組ではそこまで良いスコアを出せる状況ではなく、コンディションも味方しませんでした。10番、12番と短いホールで取れず、なかなか流れに乗れませんでした。首位と12打差開き、優勝の可能性は薄くなりましたが、3、4日目で爆発的なスコアを出し、トップ10に入ってほしいと思います。

 68で回った桂川選手は今週はティーショットがとても良く、落ち着いて打っています。初出場、しかもセントアンドリュースの大舞台でこれだけの成績(18位)。ハートが強く、スター性もあり、これからの活躍が期待できます。(プロゴルファー)

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