大会2勝の石川遼は68で今季自己最高4位「悔しさもあるが、全体的にゴルフは悪くない」


6番、ティーショットを打つ石川遼

6番、ティーショットを打つ石川遼

◆男子プロゴルフツアー 長嶋茂雄招待セガサミーカップ 最終日(21日、北海道・ザ・ノースカントリーGC=7178ヤード、パー72)

 2014年、19年大会覇者の石川遼(カシオ)は、7位で出て6バーディー、2ボギーの68をマークし、通算11アンダーとして今季ツアーで自己最高の4位に入った。「本当に優勝争いをしたかった。悔しさもありますが、1つでもいい順位で終わりたいなと思ってプレーした。集中してプレーできました」とうなずいた。

 2年前からトップを浅めにした再現性の高いスイングの習得に取り組む。朝の練習場でも1本ずつ距離感を測り、前戦、今大会と、特に課題としてきたドライバー、3ウッドなどの長いクラブで手応えをつかみつつある。「全体的にゴルフは悪くない。ちょっとした(ショットの)距離感の合わせ方など、自分の中でフィードバックして、克服できるように頑張っていきたいです」と語った。次戦は16年に優勝しているSansan・KBCオーガスタ(25日開幕、福岡・芥屋GC)に出場予定。

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