◆日本、アジア、韓国共催 男子プロゴルフツアー シンハン・ドンヘ・オープン 第3日(10日、奈良・KOMAカントリークラブ=7065ヤード、パー71)
日没順延となった第2ラウンド(R)の残りと第3Rが行われ、5差10位から出た奈良県出身の木下稜介(31)=ハートランド、写真=が5バーディー、ボギーなしの66で回り、通算14アンダーで日本勢トップタイの5位に浮上。地元初Vとなるツアー3勝目へ、最終日に首位との5打差逆転を狙う。比嘉一貴(27)=フリー=が5位で並び、ティラワット・ケーオシリバンディット(タイ)が19アンダーで首位。
ボギーなしの好プレーで首位と5差を維持。自身も通い、今年から講師を務める「奈良県ジュニアゴルフクラブ」の教え子らが見守るなか「少しは、いいところを見せられたかな」と意地を見せた。19年の関西オープンは同コースで予選落ち。その後にツアー2勝、昨季賞金ランク3位と飛躍した10年目は今大会、34→10→5位と上り調子。「ビッグスコアを出さないと届かない。でも、チャンスはある」と力を込めた。