◆男子プロゴルフツアー ANAオープン 第2日(16日、北海道・札幌GC輪厚C=7063ヤード、パー72)
第2ラウンドが行われ、2010年、17年大会覇者の池田勇太が1イーグル、6バーディー、連日の64をマーク。大会予選2ラウンドでの最多アンダーパー記録となる通算16アンダーで首位をキープした。04年にチャワリット・プラポール(タイ)が出した通算13アンダーを超えた。池田は首の左側など「左半身」に痛みや張りがある中、懸命に体の状態を整え、ファンに好プレーを披露。尊敬する尾崎将司(7勝)、中嶋常幸(4勝)に次ぎ、杉原輝雄に並ぶ歴代3番目の大会3勝目を狙う。
17年大会で池田にプレーオフで敗れ、リベンジに燃える今平周吾は、3位で出て、9番から5連続を含む8バーディー、ボギーなしの64をたたき出し、15アンダーで1打差2位に浮上した。今季1勝の堀川未来夢とツアー初優勝を目指す飛ばし屋・亀代順哉が11アンダーで5打差3位につけた。
65をマークした木下稜介が10アンダーで28位から5位に大きく順位を上げた。大槻智春、杉山知靖、時松隆光、池村寛世、20歳の久常涼、張棟圭(韓国)が9アンダーで7打差の6位に並んだ。
15年大会覇者で、大会第3日の17日に31歳の誕生日を迎える石川遼は、70と粘り、8アンダーで8位から12位に一歩後退。前週のツアーで通算5勝目を挙げた比嘉一貴は71で回り、7アンダーで26位。今季は海外で転戦し、日本ツアー初戦の小平智は70にまとめ、3アンダーの50位でギリギリ予選を突破した。