参戦10季目の松山英樹は75で13差70位後退に「ちぐはぐな感じ」


◆米男子プロゴルフツアー フォーティネット選手権 第3日(17日、米カリフォルニア州・シルべラードリゾート=7123ヤード、パー72)

 日本男子歴代最多8勝の松山英樹(LEXUS)は、9打差42位で出て2バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの75とスコアを落とした。通算イーブンパーで、首位と13打差の70位に後退した。

 2番パー3で、第1打をグリーン奥に外して3パットのボギーが先行した。3番パー4で300ヤード越えのビッグドライブから、2打目を2Mにつけてバーディーで見事にバウンスバック。9番パー5は3打目を3Mに寄せて伸ばした。

 後半は、10番パー4で第1打を右ラフに入れると第2打をグリーン左のラフへ。3打目の寄せをミスしてグリーン手前のバンカーに入れるなど、4オン2パットのダブルボギーを喫した。14番パー4は、ピン手前13Mから3パットのボギー。15番パー3も、ピン上3Mから3パットのボギーとなった。

 フェアウェーキープ率は2日目までの倍に当たる64・29%まで回復。パーオン率は55・56%に低迷し、グリーン上でも苦戦した。ラウンド後、21年マスターズ王者は「ちぐはぐな感じ。何かが良ければ、何かが悪くなる。9番でバーディーが取れていけるかなと思ったが、その後一つもバーディーが取れなかった」などと振り返った。

 33歳のジャスティン・ロウアー(米国)が、通算13アンダーの単独首位。ツアー初優勝に王手を掛けた。

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