小芝風花似の尾関彩美悠がツアー初V 吉田優利は1打差2位…住友生命レディス東海クラシック


1番、尾関彩美悠はティーショットを待つ(カメラ・岩田 大補)

1番、尾関彩美悠はティーショットを待つ(カメラ・岩田 大補)

◆女子プロゴルフツアー 住友生命レディス東海クラシック 最終日(18日、愛知・新南愛知CC美浜C=6502ヤード、パー72)

 19歳ルーキー・尾関彩美悠(あみゆ)が5バーディー、3ボギーの70で回り、通算13アンダーで逃げ切り、ツアー初優勝を飾った。吉田と並んでいた最終18番にバーディーを奪い、勝負を決めた。前週メジャー優勝した同期の川崎春花に続き、19歳の2週連続Vとなった。

 3バーディー、1ボギーの70で回った吉田優利が12アンダーで1打差の2位。後藤未有は5バーディー、2ボギーの69で10アンダーの3位だった。有村智恵と永井花奈が9アンダーの4位。山下美夢有は11戦連続トップ10入りとなる6位タイとなった。

 ◆尾関 彩美悠(おぜき・あみゆ)

 ▼生まれとサイズ 2003年6月16日、岡山・倉敷市生まれ。19歳。158センチ、50キロ。

 ▼ゴルフ歴 7歳からゴルフを始める。渋野日向子と同じ岡山・作陽高出身。20年にナショナルチーム入り。昨年6月の日本女子アマで優勝。

 ▼ツアー成績 本格参戦1年目の今季は16試合に出場し、トップ10が3回。シード獲得の指標となるポイントランク(50位まで)は前戦まで66位。

 ▼名前の由来 「鮮やかに美しく悠々と生きてほしい」(本人談)と父・美成(よしなり)さんが名付けたという。

 ▼愛犬 昨年11月のプロテスト直後に犬を飼い始めた。「マルチーズとトイプードルのミックスで名前は『ウィナ』ちゃん」。今週から写真をコースメモに貼り付けて、元気をもらっている。

最新のカテゴリー記事