メジャー2連勝に挑む川崎春花「いかにスコアを落とさないか」昨年はアマチュアで11位


練習グリーンで笑顔を見せる川崎春花(カメラ・今西 淳)

練習グリーンで笑顔を見せる川崎春花(カメラ・今西 淳)

 国内女子プロゴルフツアーの今季メジャー第3戦、日本女子オープンは29日から4日間、千葉・紫CCすみれC(6839ヤード、パー72)で行われる。今季メジャー第2戦、日本女子プロ選手権で初優勝したルーキー・川崎春花(フリー)は28日、会場で最終調整を行った。メジャー2連勝へ「予選を通過して、そこから上位に行けるように頑張りたい」と意気込んだ。

 栃木・烏山城CCで行われた昨年大会はアマチュアで出場。予選ラウンドで70、68をマークするなど、ローアマチュア獲得には2打届かなかったが、11位と健闘した。「思っていたより上位につけられて、(その後の)プロテスト(一発合格)につながるゴルフができた。去年(試合が)終わった時、来年はプロとして出られたらいいなと思っていました」とプロとして、メジャーチャンピオンとして大会に帰ってきた19歳は、感慨深げに思い返し「去年を超えたい」と意気込んだ。

 3週前の日本女子プロ選手権では「4日間、パッティングが良かった」。だが、その後の2戦ではパットで感覚をつかめず予選落ちが続いた。メジャーに向けて「左手の甲をつるイメージで打ったら良くなった。自分の中で『これかな』という感覚があった」と改善してきた。開幕前の練習ラウンドでもグリーン上を入念に見て回り、「すごく難しい。今週は(感覚をつかんだ打ち方)それができたら。いかにスコアを落とさないか」と攻略に意欲を見せた。ツアーで躍動するルーキーが国内最高峰のタイトル奪取に挑む。

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