中島啓太
男子ゴルフで前週のツアー、パナソニックオープンからプロ転向した中島啓太（フリー）が１０月２０日開幕のメジャー、日本オープン（兵庫・三甲ＧＣジャパンＣ）に特別承認で出場する事が２８日、分かった。この日、出場登録が締め切られ、エントリーした。プロ転向後、初のメジャー出場となる。
昨年はパナソニックオープンで石川遼、松山英樹らに続く史上５人目のアマチュア優勝（１９７３年以降の記録）。アジア太平洋アマ選手権も制した。今年８月にはアマ世界一に贈られるマコーマックメダルを２年連続で受賞。輝かしい実績を手に、今月１２日にプロ転向を表明した。大会を主催する日本ゴルフ協会顧問の戸張捷氏は概要発表時、アマ時代の成績をかんがみて「気持ちとしては出てもらいたいと考えています」と話していた。
大会には１６年から６度目の出場。２０年は初日を６９で回り、３打差９位発進し、１８位で終えている。今年は９０年に海外メジャー通算１８勝で“帝王”と呼ばれるジャック・ニクラウス（米国）の設計により開場した難コース、三甲ＧＣジャパンＣ（７１６５ヤード、パー７０）で開催。２２歳のルーキーが、国内最高峰の舞台で真価を示す。