4位浮上の上田桃子は初メジャー制覇へ難コースで丁寧に一打一打プレーしている印象…諸見里しのぶさん指摘


18番でバーディーを奪った上田桃子(カメラ・今西 淳)

18番でバーディーを奪った上田桃子(カメラ・今西 淳)

◆女子プロゴルフツアー ▽メジャー第3戦 日本女子オープン 第2日(30日、千葉・紫CCすみれC=6839ヤード、パー72)

 アンダーパーが3人というタフな条件の中、上田選手が2日間パープレーと粘り強さを見せました。午後はグリーンも硬く締まり、難易度も上がり、我慢の一日になりました。今週はけがの影響もあり事前に1ラウンドしかできていない中、丁寧に一打一打をプレーしている印象です。

 12番で第3打を池に入れボギーとしましたが、攻めた結果ミスになっても冷静に気持ちを切り替え対処しているように見えましたし、状況を受け入れ、最善を尽くす姿勢が伝わりました。流れが悪くなりそうな中で迎えた16、18番の終盤のバーディーが決勝ラウンドへつながる大きなプレーになったと思います。

 メジャーの初タイトルは本人が一番取りたいと思います。メジャーを勝つために取り組んできたショートアイアンの技術や、これまでの経験を武器に、残り2日間、期待したいです。(女子プロゴルファー・諸見里しのぶ)

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