申ジエが2アンダー首位 吉田優利が1差2位 馬場咲希はアマ最高10位…アンダーパー2人


18番でバーディーを奪い拍手に応える吉田優利、通算1アンダーでホールアウトした(カメラ・今西  淳)

18番でバーディーを奪い拍手に応える吉田優利、通算1アンダーでホールアウトした(カメラ・今西 淳)

◆女子プロゴルフツアー メジャー第3戦 日本女子オープン 第3日(1日、千葉・紫CCすみれC=6839ヤード、パー72)

 第3ラウンドが行われ、3打差9位から出た元世界ランク1位の実力者・申ジエ(韓国)が4バーディー、1ボギーの69と伸ばし、通算2アンダーで単独トップに立った。

 9位スタートでツアー通算2勝の吉田優利は3バーディー、1ボギーの70と粘り、1アンダーで1打差2位。吉田は今季ツアーで2位が5度。ナショナルオープンで今季初勝利を狙う。第3日は「今年で一番難しい」という選手がいるほどのタフなコンディションで通算アンダーパーは申と吉田の2人だけ。優勝争いは大混戦となっている。

 メジャー2勝目に挑む山下美夢有は5打差の19位で出て70で回り、1オーバー。昨年大会覇者の勝みなみ、ツアー1勝の森田遥と並び、3打差の3位につけた。

 メジャー2連勝を目指すルーキー・川崎春花が74で回り、2オーバーで4打差の6位。小祝さくらとルーキーの佐久間朱莉、黄アルム(韓国)の3人が、3オーバーで5打差の7位に並んだ。

 8月の全米女子アマチュア選手権覇者でメジャー初出場の馬場咲希は74と粘って4オーバーでアマ最高位の6打差10位で最終日を迎えることになった。52度目のメジャーで初の頂点を狙うベテラン・上田桃子、通算17勝の鈴木愛、同6勝の西村優菜、泉田琴菜、テレサ・ルー(台湾)も10位につけた。

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