炎のファイター・時松隆光はアントニオ猪木さんの訃報に 「あこがれていたので残念です」


1番、バーディーパットを決めギャラリーの声援に応える時松隆光

1番、バーディーパットを決めギャラリーの声援に応える時松隆光

◆男子プロゴルフツアー バンテリン東海クラシック 第3日(1日、愛知・三好CC西C=7300ヤード、パー71)

 ツアー通算3勝の時松隆光(ロピア)は2バーディー、ボギーなしの69で回り、通算7アンダーの8打差4位へと浮上した。

 出だしの1番は、アイアンでの第2打をピン右1Mにつけてバーディー発進。拍手とともに「ナイス」「ゲンちゃん」など次々にギャラリーからわき起こるゴルフ熱の高い愛知県のゴルフファンの“いじり”に近い声援にも一人、一人の観客を見ながら、笑顔で左手を挙げるパフォーマンスで盛り上げた。「本当にありがたいです。プレーでお応えしないといけないんでね。頑張ります」と力を込めた。

 毎年8月開催の地元・福岡でのSansan・KBCオーガスタでは、入場曲にアントニオ猪木さんのテーマソング「炎のファイター」を選曲。「皆が燃え上がれる名曲」と大会会場を盛り上げてきた。「(猪木さんに)お会いしたことはないですが、あこがれていた部分はあったので残念です」と、神妙な面持ちでプロレス界のレジェンドをしのんだ。

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