日本女子OP連覇達成の勝みなみ「初めて優勝した余韻がある」ワインで祝杯…2週連続Vへ視界良好


プロアマ戦の1番、ティーショットを放ち雨の中ラウンドをスタートした勝みなみ(カメラ・竜田 卓)

プロアマ戦の1番、ティーショットを放ち雨の中ラウンドをスタートした勝みなみ(カメラ・竜田 卓)

 女子プロゴルフツアーのスタンレーレディスホンダが7日から3日間、静岡・東名CC(6570ヤード、パー72)で行われる。前週の日本女子オープンで史上3人目の連覇を達成した勝みなみ(明治安田生命)が6日、雨の中のプロアマ戦で調整。上下カッパ姿でラウンドを終え「すごくいいイメージで(今週に)入れている。(通算8勝で)初めて優勝したんだ、という余韻がすごくあります。自分が一番いいゴルフをしたら、誰にも負けないと思っている」と、メジャータイトルホルダーとしての自信を示した。

 偉業達成の翌日はワインで祝杯。「ちょっと飲んだ気がします。白から赤。私、赤の方が好きなので、赤をいっぱい飲みます」と首をすくめる。3日、4日、5日は休養とトレーニング、そして疲労を感じていた体のケアに充て、好調をキープする事を重点に置いて調整してきた。他にも動画配信サービス「NET FLIX」で人気アニメ「斉木楠雄のψ難(さいなん)」や「男子高校生の日常」を見て「日常系がめっちゃ面白くて、なんか好きなんですよね」と癒やされ、気持ちの面では、しっかりリフレッシュしてきた。

 今大会は中学2年時の12年(74位)から出場してきて「大会の方も私の成長をずっと見て下さっている」と思い入れは強い。アマで出場した16年の7位が最高順位でプロ転向後は昨年の18位にとどまる。「1回でもいいから、成績で恩返ししたいです」と気合を入れた。前週の千葉・紫CCすみれCより「ラフは長くない」とうなずき、状態が上向きのドライバー、今季ツアーで平均パット数(パーオンホールで1・7505)1位のパッティングも「いい状態で打てている」。勝が勢いそのまま2週連続Vへ突っ走る。

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