
4番で、4連続バーディーを奪い拍手に応える石川遼(カメラ・今西 淳)
◆男子プロゴルフツアー 三井住友VISA太平洋マスターズ 第2日(11日、静岡・太平洋C御殿場C=7262ヤード、パー70)
2010、12年大会覇者の石川遼が首位と4打差の10位からスタートし、1番から4連続バーディーで一気に浮上し、首位にいた中西直人を捉えた。9ホールを終えて、通算6アンダーに伸ばし、7ホールを終えた中西と並び、トップで折り返した。石川は得意コースで19年12月の日本シリーズJTカップ以来、3年ぶりのツアー通算18勝目を狙う。
10月の日本オープンで95年ぶりのアマチュア優勝を果たしたプロ2戦目の蝉川泰果(たいが)は1番と3番でバーディーを奪った。4ホールを終えて、大堀裕次郎、勝俣陵と並び、5アンダーで1打差3位。ジュビック・パグンサン(フィリピン)が8ホールを終えて、4アンダーの6位。6ホールを終えた今季1勝の岩田寛らが3アンダーで7位。今季3勝で、賞金ランク1位の比嘉一貴は9ホールを終えて、1つスコアを伸ばし、2アンダーで11位につけている。
第50回記念大会の今年は入場無料で行われ、10日の初日は、今季の男子ツアーでは平日最多の4170人が来場した。