◆男子プロゴルフツアー 三井住友VISA太平洋マスターズ 第2日(11日、静岡・太平洋C御殿場C=7262ヤード、パー70)
10月の日本オープンで95年ぶりのアマチュア優勝を果たしたプロ2戦目の蝉川泰果(東北福祉大)は3バーディー、ボギーなしで連日の67をマークし、通算6アンダーで、首位に2打差の2位に浮上した。「もう少しバーディーを取りたかったけど、8番と11番のトラブルでしっかりパーを取れたことが大きかった。ノーボギーで回れたことは一つ成長」と振り返った。
8番は第1打を左に曲げ、横に出すだけ。140ヤードの第3打を9アイアンで1メートルにつけた。11番は第1打を左林に入れるピンチ。3メートル半をねじ込んで、パーを拾った。「ティーショットが荒れていたので、修正したい。アグレッシブに、一つでも多くバーディーを決めて、トップに食らいついていけるようなゴルフを残り2日したい」。プロ転向初戦となった前週のマイナビABC選手権は28位だった。2戦目で優勝なら松山英樹以来のツアー最速を記録する。