昨季年間女王・山下美夢有は首位と4打差の6位発進 「ティーグラウンドで一番緊張」


18番ティーショットを放つ山下美夢有。初日2アンダー6位の好スタートを切った(カメラ・今西 淳)

18番ティーショットを放つ山下美夢有。初日2アンダー6位の好スタートを切った(カメラ・今西 淳)

◆女子プロゴルフツアー開幕戦▽ダイキンオーキッドレディス 第1日(2日、沖縄・琉球GC=6560ヤード、パー72)

 第1ラウンドが行われ、昨季年間女王の山下美夢有(みゆう、加賀電子)は、4バーディー、3ボギーの70をマーク。2アンダーで首位と4打差の6位タイで初日を終え「風が強かったので、耐えるゴルフをしようと思っていた。アンダーパーで回ることができたっていうのが一番良かった」と振り返った。

 大会前日に「ティーグラウンドで緊張すると思う」と話した通り、「ティーグラウンドに立ったときが一番緊張して、ずっと緊張でした」と山下。強風に苦しみながらも、前半を1バーディー、1ボギーのイーブンパーで折り返すと、後半は3つバーディーを沈めて「後半は落ち着いて、しっかり自分のプレーができていた。ティーショットがけっこう曲がっていたので、フェアウェーからはあまり打てなかったんですけど、その中でもアプローチとパターでカバーできたので良かった」と話した。

 年間女王として臨む開幕戦。同組の勝みなみ(明治安田生命)とゴルフウェアがかぶったことについて問われると「合わせたわけじゃなく、たまたま。一緒に写真も撮って(笑)。明日もおそろいになるかも」とリラックスした表情も見せた。

 前回は初日に41位と出遅れながら、着実に順位を上げて4位でフィニッシュ。「まずはショットを調整して、いい状態でいけたら。ただショットがいいからスコアが出るとは限らないので、ミスしたときにどうカバーできるか、そこをしっかり考えて、明日もアンダーパーで頑張りたい」と意気込んだ。

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