通算7勝の今平周吾がヤマハのトークショーに登場 「もう1度賞金王を取りたいのと国内メジャーを含めて3勝したい」


11日、パシフィコ横浜でのトークイベントに参加した今平周吾(カメラ・榎本友一)

11日、パシフィコ横浜でのトークイベントに参加した今平周吾(カメラ・榎本友一)

 2018、19年日本男子ツアー賞金王の今平周吾(ダイヤゴルフ)が11日、パシフィコ横浜での「ジャパンゴルフフェア2023」で契約するヤマハブースで国内女子ツアー通算14勝の有村智恵(フリー)、石井忍プロコーチとともにトークショーに参加した。

 集まった大勢の観客の前で、今年の目標について「もう1度賞金王を取りたいのと、国内メジャーでまだ優勝したことがないので、メジャーを含めて3勝したいですね」と力強く宣言し、大きな拍手を浴びた。

 ヤマハゴルフは6月に「PLAY SWING」というアプリをリリースすると発表した。スイング動画を撮影するとアドレス、トップ、インパクト、フィニッシュと重要な4点を自動検知。参考にしたい人のスイング動画と並べて、スローと標準スピードで比較したりもできる優れもの。基本は無料のスマートフォンアプリで、この日のイベントの中で体験した今平も「やりやすかったですね。トップやアドレスの位置など、ボタン1つで静止画で止まってくれて使いやすい。頭の位置やクラブの軌道も追える。あまり普段は動画は撮らない方だったんですが、これならシーズン中も撮ってもいいかなと思っています」とシーズン中のスイングチェックに導入を前向きに検討している。

 コロナの影響で統合された20―21年は1勝で賞金ランク9位。昨年は2勝も同12位だった。このオフは関東を拠点に、全体的なトレーニングと走り込む量を増やした。「飛距離も伸ばしたいですが、まずはコントロールですね。去年の後半戦でうまくいかなかったので、ショットの安定感を求めて」と体重も増やした。長い間短かった髪も伸ばし、イメージチェンジ。昨年5月に結婚した夫人の「好みもありますね」と照れ笑いした。

 今月30日開幕の開幕戦の東建ホームメイトカップ(三重)が初戦の予定だ。「オフは良い感じで来ているので」と、スタートダッシュに向けた闘志を内に秘めた。

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