男子ゴルフでアマチュアとして国内ツアーで2勝し、昨年プロ転向した蝉川泰果(22)が16日、東北福祉大の卒業式に白い羽織に黒の袴(はかま)姿で出席。「すごく濃い大学生活だった。この4年間があったからこそプロゴルファーになれた」と感慨深げだった。
総合福祉学部社会福祉学科を卒業した蝉川はゴルフでの活躍が認められ、管長賞と学長賞を受賞した。「去年よりインパクトを残したい。アマチュアのときに2勝できたんだから、3勝、4勝とできるように。賞金王になれば、それ以上のインパクトがある」とキング取りを目指していく。
「プロになってから優勝ができなくて、優勝がどんな感じだったか、ちょっと忘れちゃっている。いいスタートを切れるように頑張りたい」。開幕戦の東建ホームメイトカップ(30日~4月2日、三重・東建多度CC)からダッシュを決める。(高木 恵)