金谷拓実 好調呼び込んだ「歩くスピード」と「同じ呼吸」 男子ゴルフ30日開幕


練習Rの1番、ティーショットを放つ金谷拓実 (カメラ・馬場 秀則)

練習Rの1番、ティーショットを放つ金谷拓実 (カメラ・馬場 秀則)

 男子プロゴルフツアーの今季国内開幕戦、東建ホームメイトカップが30日から4日間、三重・東建多度CC名古屋(7062ヤード、パー71)で行われる。

 2021年大会覇者の金谷拓実(Yogibo)が29日、9ホールの練習ラウンド後に取材に応じ、「今週は天気もよさそうだし、伸ばし合いになると思う。バーディーをたくさん取って優勝を目指して頑張りたい」と意気込みを語った。

 2月のインターナショナルシリーズ・オマーンでアジアツアー初優勝を飾り、調子を維持したまま開幕戦に乗り込んできた。昨年の終わりから意識するようになった「歩く速度」と「呼吸」が好影響をもたらしている。「ミスが続くと気づかないうちに話すスピードや歩くスピードが速くなる」ことに、大会中の自分のプレーを映像で見たときに気がついた。同じペースで歩き、さらにゴルフ場と日常とで同じ呼吸を心がけ、心拍数を一定に保つようにしている。

 今季の目標を問われると「去年まで負け続けてきたので、優勝したい」と力強く言った。ツアー2年ぶり4勝目へ、自分のペースで歩みを進める。

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