◆米女子プロゴルフツアー ロッテ選手権 最終日(15日、米ハワイ州ホアカレイCC=パー72)
昨年大会2位で、32位から最終ラウンドをプレーした渋野日向子(サントリー)は4バーディー、5ボギー、1ダブルボギーの75。通算2オーバーの暫定58位でホールアウトした。
1番パー5で第3打を2メートルにつけてバーディー発進。2番でボギー後、5番パー5では第3打を2・5メートルに運んで2つ目のバーディーを奪った。その後は7、8番の連続ボギーなど出入りの激しい展開となり、1つ落として迎えた最終18番パー5、第2打が右に出て池に落としてしまい、痛恨のダブルボギーとなった。
10番を終えたリニア・ストローム(スウェーデン)が11アンダーでトップに立っている。畑岡奈紗(アビームコンサルティング)は10番までにスコアを1つ落とし、6アンダーの12位となっている。
渋野は試合後、WOWOWの中継インタビューで「本当に残念。スタートが良かったが波に乗れず、すごく残念」と悔しそうに話した。大会を通じてショットの調整を課題としていた中、「出だしからそういう(ショットがうまくいかない)感じはあったので、最後まで修正できず終わってしまい、本当に情けない」と振り返った。昨年は優勝争いも、今年は悔しい結果となり「(調子は)日替わりですね」と厳しい表情で総括した。
次週のメジャー、シェブロン選手権(米テキサス州)に向けて「(今季これまで)予選通過はしているけど、なかなかスコアにつながっていない。また来週から頑張ります」と気持ちを切り替えた。