石川遼「トライしていく」 2オーバーから1アンダーにカムバックも69位


石川遼

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◆男子プロゴルフツアー▽ISPSハンダ 欧州・日本トーナメント 第1日(20日、茨城・PGM石岡GC=7039ヤード、パー70)

 石川遼(カシオ)は5バーディー、4ボギーの1アンダー、69で回り、首位に6打差の69位スタートとなった。「パー5をうまくプレーできなかったけど、なんとか頑張れた。メンタル的にはすごくいい戦いができた。2オーバーから考えると、そこからは100点」。上がり5ホールで3つスコアを伸ばして、初日を終えた。

 フェアウェーを捉えていたティーショットが乱れ出したのは、前半18番。ドライバーで右ラフへ曲げ、3オン2パットで落とすと、1番は3ユーティリティーで右林に入れ、3パット。連続ボギーを喫した。「そこらへんからバラバラになったという感じ。2番で『予感』を感じさせる、今日イチくらいいい当たりのドライバーを打てたけど、そこから一発も打てなかった」と残念がった。

 4番パー3で第1打をグリーン奥のバンカーに入れ、2オーバーに低迷したが、直後の5番パー5から反撃に出た。3Mのバーディーパットを沈めると、6番はグリーン奥からチップイン。8番パー3(225ヤード)は5アイアンでピン上1M半につけ、1アンダーに戻した。「ドライバーは、ほんのちょっとでも良くしたい。ドローもフェードも両方トライしたけど、やっぱりフェードがまだまだ。トライしていって、将来につなげていきたい」。65位までの予選通過へ、カットラインを意識しながらの第2ラウンドになる。

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