22歳の安田祐香、涙の1打差2位惜敗 17、18番の連続ボギーを悔やむ 


16番で第3打を放つ安田祐香(カメラ・今西  淳)

16番で第3打を放つ安田祐香(カメラ・今西 淳)

◆女子プロゴルフツアー フジサンケイレディス 最終日(23日、静岡・川奈ホテルGC富士C=6457ヤード、パー71)

 首位から出た神谷そら(フリー)が1イーグル、2バーディー、6ボギーの73で二つスコアを落としたが、通算4アンダーで逃げ切った。一時は首位から陥落したが、再逆転に成功し、初優勝を果たした。

 1打差の2位は岩井千怜(ホンダ)、安田祐香(NEC)、荒川怜郁(れいか、橋本総業ホールディングス)の3人だった。

 昨年も優勝争いをしながら3位に終わった安田は2年連続で優勝を逃して、悔し涙を流した。昨年の最終日は17番ボギー、18番ダブルボギーと終盤で失速した。今大会も第2日、最終日ともに17番、18番で連続ボギー。一時は首位に立ったが、苦手ホールを克服できず、今大会でも初優勝を逃した。「17、18番で四つもスコアを落としてしまいました。せめて半分にしておけば…。すごく悔しいです」と安田は泣きながら話した。それでも、懸命に前を向く。「2週後にはメジャー(ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ)もあるので、リベンジしたい」と自身に言い聞かせるように話した。

最新のカテゴリー記事