“黄金世代”の工藤優海、「無理しない欲張らない」で首位と1打差の2位発進


6番をパーセーブして笑顔を見せる工藤優海(カメラ・今西  淳)

6番をパーセーブして笑顔を見せる工藤優海(カメラ・今西 淳)

◆女子プロゴルフツアー メジャー初戦 ワールドレディスサロンパスカップ 第1日(4日、茨城GC西C=6780ヤード、パー72、報知新聞社後援)

 ツアー未勝利の工藤優海(フリー)が、1アンダー71で回り、2位発進を決めた。10番からスタートし、13番でボギーをたたいたが、あとはパーでしのいで前半を折り返した。後半は1、3番でバーディーを決めて、ボギーもなし。「本当にショートゲームに助けられた。よく我慢できたなという感じ」とふり返った。

 前回大会は、1日目に6オーバー78と崩れて予選落ち。以降、特にパター練習に力を入れ、オフの間はクラブも5、6種類ほど試したという。また「最初から難しいコースというのは分かっていたので、今日一日、とにかく欲張らず。無理しない欲張らない。安全に、どこに置いたらパーを取れる可能性があるか考えてやっていました」と工藤。後半3番では、ピン手前7メートルから、寄せるつもりで打った球がカップインするなど、我慢強く難コースを戦い抜いた。

 2月22日、22時20分生まれということもありラッキーナンバーは「2」。首位と1打差で迎える第「2」日に向け「今日やりたかったことは1日できたので、あと3日間、まずは明日、やりたいことが最後までできるように頑張りたい」と、19年の渋野日向子(サントリー)以来の“黄金世代”による優勝へ突き進む。

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