22年プロテスト合格者が「ルーキーキャンプ」を実施 先輩のスコアラー務め「アグレッシブさを学んだ」


新人教育として大会運営の裏方を経験するルーキーキャンプが行われ、原英莉花(右)の組でマーカーを務めた2022年プロテスト合格者のジョン・ジユ(カメラ・今西 淳)

新人教育として大会運営の裏方を経験するルーキーキャンプが行われ、原英莉花(右)の組でマーカーを務めた2022年プロテスト合格者のジョン・ジユ(カメラ・今西 淳)

◆女子プロゴルフツアー メジャー初戦 ワールドレディスサロンパスカップ 第1日(4日、茨城GC西C=6780ヤード、パー72、報知新聞社後援)

 今季初のメジャーが開幕し、2022年のプロテスト合格者が、裏方として大会運営を支える「ルーキーキャンプ」に参加している。

 2回目のプロテストを2位で突破した小暮千広(東京スター銀行)はこの日、午前中にスコアラー、午後から練習場業務を務めた。スコアラー業務ではアマチュアの馬場咲希(代々木高3年)、岩井明愛(あきえ、ホンダ)、尾関彩美悠(あみゆ、JFEスチール)組を担当し「すごく飛ぶ選手なので、勢いのあるプレーというか、見ていて楽しいプレーだった。私も飛距離は出る方なので、狙うところは狙ったりとか、そういうアグレッシブさを改めて学びました」と目を輝かせた。

 第2日は、キャディーとドライビングディスタンスを担当予定。「ボランティアの皆さんがいないとトーナメントは成り立たないと感じました。練習上でああやってボールを拾ってくれたり、スコアラーさんも18(ホール)回ってくれて、それをボランティアでやってくれてことは本当にすばらしいこと。感謝の気持ちをさらに持ってプレーしたいと思った」と充実したキャンプを過ごす小暮は「今季は(下部の)ステップアップツアーで賞金女王になって、来季の(レギュラーツアー)出場権を得ること。今は苦戦しているので、来週から頑張ります」と意欲を口にした。

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