蝉川泰果「ライバル心が強い」同級生の鈴木晃祐との競演にわくわく…18日開幕ゴルフパートナートーナメント


蝉川泰果

蝉川泰果

◆男子プロゴルフツアー ゴルフパートナープロアマトーナメント プロアマ(17日、茨城・取手国際GC東C、西C、ともにパー70)

 ツアー通算3勝の蝉川泰果(フリー)が東北福祉大の同級生・鈴木晃祐(フリー)との予選ラウンド(R)での競演を心待ちにした。

 大学3年時まで勝てなかったライバルと、プロの世界で初めて一緒に回る。「晃祐とツアーで回るのがこんなに早くてびっくり」と笑顔をのぞかせた。同学年には21年に日本アマ優勝の中島啓太がいる。だが「ライバル心が強いのは晃祐」だと4年間ともに高め合った鈴木晃に闘志を燃やした。

 今大会はプロツアー唯一のプロアマ形式。米ツアー「ザ・アメリカン・エキスプレス」で同形式は経験済みだ。当時は「英語があまりしゃべれなかった」。アマからアドバイスを求められることもあるが「会話を全員でしながら、いつもと違った雰囲気にわくわくしている」と独特の形式にも臆さない姿勢だ。

 大学の同級生より「いいスコアで回りたい」と意気込む蟬川。闘争心を燃やし、今季2勝目をつかみ取る。

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