ジャンボの愛弟子・佐久間朱莉が大会コース記録の65で暫定首位浮上…リゾートトラストレディス第2R


11番、ティーショットを放つ佐久間朱莉(通算11アンダー)(カメラ・中島 傑)

11番、ティーショットを放つ佐久間朱莉(通算11アンダー)(カメラ・中島 傑)

◆女子プロゴルフツアー リゾートトラストレディス 第2日(26日、静岡・グランディ浜名湖GC、6500ヤード、パー72)

 首位と2打差の6位から出た佐久間朱莉(大東建託)が7バーディー、ボギーなしの猛チャージを見せた。トーナメントコースレコードに並ぶ65でホールアウトした。通算11アンダーとし、暫定首位に立った。

 イン(10番)スタートのこの日、パー3の12番で最初のバーディーを奪った。18番では7メートルのパットを沈めるなど「チャンスにつけたところが入った」。最終9番パー5では3打目をグリーンへ外し、奥にこぼれた。ボギーになりそうなピンチだったが「いいアプローチ」でパーセーブ。予選2日間の目標だった2ケタアンダーに乗せ「完璧だった」と自画自賛した。

 前日は午後スタートで強風の吹く中でのラウンドだった。午前7時10分開始のこの日は「風が昨日に比べて易しかった」と天候にも恵まれた。埼玉・川越市出身で「小さいときから河川敷で、風の強い中、ゴルフをしていて」慣れている。

 会場の浜松と同じく地元もウナギが有名。「今日食べに行こうと思っている」と暑さと強風を乗り切るために、スタミナをつける。師匠である男子ツアー歴代最多94勝の尾崎将司に「優勝報告がしたい」という20歳。決勝ラウンドでも強風を攻略して、師匠に吉報を届ける。

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