全英オープン切符獲得を狙う石川遼は2位スタートも75で暫定36位へ後退「流れをつかむのが難しかった」


9番、ホールアウトする石川遼(カメラ・岩田 大補)

9番、ホールアウトする石川遼(カメラ・岩田 大補)

◆男子プロゴルフツアー ▽ミズノオープン 第2日(26日、岡山・JFE瀬戸内海GC=7461ヤード、パー72)

 首位と4打差の2位でスタートした石川遼(カシオ)は4バーディー、3ボギー、2ダブルボギーの75とスコアを落とし、通算2アンダーで暫定36位へと後退した。

 出だしの10番ホールでいきなりボギーをたたいたが、11番でバーディーを取り返した。しかし、14番で再びボギーをたたくと、15番では2打目が池に入ってダブルボギー。18番と後半1番、2番の3連続バーディーで立て直したかに見えたが、7番のティーショット、2打目、3打目が左のラフに入り、アプローチもオーバーしてダブルボギー、最終9番もボギーを喫した。「ボギーが先行していて、流れをつかむのが難しかった。踏ん張っていたけど、最後に悪い流れで終わってしまい悔しいですね」と厳しい表情を浮かべた。

 中盤の連続バーディーで一時はパープレーまで戻したが、6番で約1メートルのバーディーパットを外した。「あそこ(連続バーディー)でだいぶメンタル的にパワーを使って戻した部分は良かったが、6番を外して流れが悪くなった。そこまで持ちこたえられなかったかな」と石川。全英オープンの出場権は、有資格者を除く上位4人。全米オープンに続き、2枚目の海外メジャー切符獲得に、厳しい位置へ後退したが「あと2日間あるので、今週できる限りのことをしっかりしたい。そんなに悪くないので、めげずにコツコツとやっていきます」と前向きに話した。

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