中島啓太が2週連続の2位「途中で流れを崩してしまった」…BMWツアー選手権森ビル杯


3番でティーショットを放ちボールの行方を追う中島啓太(カメラ・頓所美代子)

3番でティーショットを放ちボールの行方を追う中島啓太(カメラ・頓所美代子)

◆男子プロゴルフツアー メジャー初戦 BMWツアー選手権森ビル杯 最終日(4日、茨城・宍戸ヒルズCC西C=7430ヤード、パー71)

 3打差の3位から出た中島啓太(フリー)が5バーディー、4ボギー、通算9アンダーで2位となった。前週のミズノオープンではプレーオフで敗退し、2週連続の2位となった。2、5、6番をバーディーとし、逆転も見えたが7、9、10番でボギー。「途中で流れを崩してしまった」と悔しさをにじませた。14番ではチップインバーディー、15番でもロングパットを沈め一時首位に。だが16番で痛恨の3パットとなり再びボギーで一歩後退した。

 同組の金谷拓実(Yogibo)とは2週連続最終日最終組でプレー。ともに元世界アマチュアランク1位に輝き、切磋琢磨(せっさたくま)してきた。金谷の17番でのスーパショットを間近で見て「魂のこもったボールだった」と表現。「今週1番良いプレーをしたのが、金谷さんということだと思う」。ともに長い一日を戦い抜いたライバルをたたえた。

 プロ初優勝へあと一歩という試合が続いている。「こういうゴルフを続けていって、優勝争いを何回も重ねていけば、いつか必ず勝てる」と信じる。「僕が1番良いプレーをして優勝する日を想像しながらトレーニングしたい」。優勝する日だけを見つめ前に進む。

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