渋野日向子「いいとこなし。すごい残念」 36パット要し134位出遅れ


渋野日向子

渋野日向子

◆米女子プロゴルフツアー 今季メジャー第2戦 全米女子プロ選手権 第1日(22日、米ニュージャージー州バルタスロールGC=6621ヤード、パー71)

 渋野日向子(サントリー)はバーディーなし、7ボギーの7オーバー78で134位と大きく出遅れた。中継局のWOWOWのインタビューに応じ、「いいとこなしだったんで、すごい残念です」と悔しい一日を振り返った。

 左手の痛みを軽減するために、2週前の日本ツアー「宮里藍サントリーレディス」からテンフィンガーグリップに変えたばかり。序盤はティーショットでフェアウェーを捉えることができず「イメージがなかなか湧いていないので、すごく難しいなと思いながらやっていた。それがまたパターにも影響してというか。3パットも多かったし、本当にゴルフにならなかった」。

 3パットを要した12番から4連続ボギー。最終18番パー5も、2オンからのパー。この日のパット数は36だった。「(グリーンは)読みづらいなと思いながらだが、微妙なのも入ってくれたりしていたし、パッティングはそんなに悪いとは思っていなかったけど、やっぱり距離感が本当に良くない。最後ももったいない」と肩を落とした。

 予選突破へ第2ラウンドでの巻き返しが必要。「やることがたくさんありすぎるけど、明日は一つでもいいショット、自分が納得いくショットができるように頑張りたい」。必死に気持ちを切り替えた。

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