◆米女子プロゴルフツアー 今季メジャー第２戦 全米女子プロ選手権 第２日（２３日、米ニュージャージー州バルタスロールＧＣ＝６６２１ヤード、パー７１）
第２ラウンドが行われ、６１位で出た西村優菜（スターツ）が１イーグル、２バーディー、３ボギーで日本勢唯一のアンダーパーとなる７０をマークし、通算２オーバー２９位に順位を上げて決勝ラウンドに進出した。
ホールアウト後に中継局のＷＯＷＯＷの取材に応じ、８番パー４でのショットインイーグルについて「本当に神様が味方してくれているんだなと思った。全体的にゴルフは良くなくて、イーグルのおかげで予選通過できた」とコメントした。
１、２番の連続ボギーで５オーバーまでスコアを落としながらのカムバックだった。４番パー３でピン上５～６メートルのフックラインを沈め、７番パー５ではアプローチを５０センチに寄せてバーディーを奪った。
１４番で３メートル近いパットを沈めるなど、後半は耐えながらパーを重ねて行った。「後半は２オーバー３オーバーが出てもおかしくないところを、パープレーで回れたことは本当に良かった。そこは自分でも評価できる」と振り返った。
５６位だったシェブロン選手権に続き、メジャーを４日間を戦うことが決まった。「ショットを打つ際に体が浮いてしまうことがあったので、雨が降るなかでも変わらずプレーができるようにしっかり修正したい」と週末を見据えた。