片岡尚之 ぎっくり腰から「ケガの功名」で2位浮上 浅地洋佑が首位キープ


第2ラウンドの1番でティーショットを放つ片岡尚之(カメラ・安藤 篤志)

第2ラウンドの1番でティーショットを放つ片岡尚之(カメラ・安藤 篤志)

◆男子プロゴルフツアー  長嶋茂雄招待セガサミーカップ 第2日(30日、北海道・ザ・ノースカントリーGC=7178ヤード、パー72)

 ツアー3勝の浅地洋佑(フリー)が5バーディー、1ボギーの68で回り、通算12アンダーで首位を守った。

 北海道出身の片岡尚之(CSテクノロジーズ)が、この日のベストスコア65をマークして11アンダーとし、首位と1打差の2位に浮上した。練習日にぎっくり腰に見舞われた25歳は、腰を反らないように前傾角度をキープしたスイングでバーデイーを量産し、「ケガの功名です」。2021年のジャパンプレーヤーズチャンピオンシップ・サトウ食品以来の2勝目を狙う。

 10位で出た長野泰雅(福岡地行)が5バーディー、ボギーなしの67をマークし、通算9アンダーで首位と3打差の4位。前週、プレーオフの末に谷原秀人(国際スポーツ振興協会)に敗れた悔しさを晴らす。

 2位から出た金谷拓実(Yogibo)は36ホールボギーなしの70で、9アンダー4位。

 18位からスタートした石川遼(カシオ)は連日の69で6アンダーの22位。

 5週連続で優勝争い中の中島啓太(フリー)は68と巻き返し、61位から31に順位を上げて決勝ラウンドに進んだ。

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