連覇狙う川崎春花「自分自身でも楽しみ」 同学年・桜井心那の活躍に刺激…日本女子プロ選手権


プロアマ大会の1番、ティーショットを放つ川崎春花 (カメラ・豊田 秀一)

プロアマ大会の1番、ティーショットを放つ川崎春花 (カメラ・豊田 秀一)

◆女子プロゴルフツアー 今季メジャー第2戦 日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯 プロアマ(6日、長崎・パサージュ琴海アイランドGC=6755ヤード、パー72)

 昨年大会覇者の川崎春花(村田製作所)がプロアマ戦後、公式会見に臨んだ。地元・京都で行われた昨年は最終日に64をマークし、逆転でツアー&メジャー初優勝。「自分でも信じられない優勝をすることができ、もう1年たったんだなと、すごい早く感じる。コースが違うので、そんなに気負わず、新たな気持ちで迎えられる。自分自身でも楽しみ」と意気込みを語った。

 このコースはオフにともに同学年の桜井心那(ここな)、佐藤心結(みゆ)と合宿を行った地。「もともと3人で一緒に合宿をしたいと話をしていた中で、長崎で選手権もあり、環境も良かったので」と理由を明かした。「グリーンの傾斜があり、ショットの精度が大事になる。ショットがブレた時に、パッティングの距離感も大切になる」と印象を語った。

 桜井は先週、10代でツアー3人目となる3勝を挙げる活躍を見せており、「誰よりも練習もするし、ゴルフに対して真剣に向き合っている。勝つ選手だなと思うし、友達でもあるけど、すごい尊敬している」と話した。予選ラウンドで同組に入り「一緒にプレーできるのがうれしい。いいプレーができるように私も頑張りたい」と楽しみにした。

 川崎は今季2度の3位が最高で勝利はなく、メルセデス・ランクは43位。今季初勝利とランク上位浮上に向け「ショットもパットも結構いい感覚で、今週は普通に一つの試合として、いい状態で臨める」と見据えた。

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