
2番、ティーショットを放つ神谷そら(カメラ・豊田 秀一)
◆女子プロゴルフツアー 今季メジャー第2戦 日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯 最終日(10日、長崎・パサージュ琴海アイランドGC=6755ヤード、パー72)
2打差3位で出た20歳の神谷そら(郵船ロジスティクス)が5バーディー、1ボギーの68をマークして通算12アンダーとし、逆転で初のメジャー制覇を飾った。今季2勝目、通算2勝目。
首位で出た小祝さくら(ニトリ)は71で回り11アンダー。1打及ばず2位だった。
西郷真央(島津製作所)と山下美夢有(加賀電子)が8アンダーで3位。
昨年11月のプロテストにトップ合格し、今季がルーキーイヤーの神谷は、ホールアウト後の優勝インタビューで「1年前のこの時期は、まだ私はアマチュアでテレビで見る側だったが、ようやく今年この舞台に立てた」と感慨深い表情を浮かべた。
4月のフジサンケイレディスで初優勝を飾り、早くも2勝目。「いずれメジャーを取りたいという気持ちが強くて、今年の4月に初優勝を挙げられて。そこから優勝争いに加わることはできてもなかなか勝ちきれずに、苦しい時期を過ごしていて。でもこの1週間、すごく楽しくゴルフができた。目標にしていたメジャー優勝をすることができた」と喜びを口にした。
続けて「ルーキーシーズンのうちに2勝を挙げることは夢みたいで、まだ実感はない。残りのシーズンももう1勝目指して、また明日から一日一日努力していきたい」と語り、ギャラリーから拍手を浴びた。
◆神谷 そら(かみや・そら)2003年4月18日、岐阜・土岐市生まれ。20歳。6歳から父のすすめでゴルフを始める。岐阜・麗沢瑞浪高出身。21、22年の中部女子アマ連覇。2度目の挑戦となった昨年11月のプロテストにトップ合格。今年4月のフジサンケイレディスでツアー初優勝。ドライバーの平均飛距離は258・81ヤードで1位(前週まで)。家族は両親、妹2人。167センチ、60キロ。
◆神谷が達成した主な記録
▼6人目の大会初出場V 近年では鈴木愛(14年)、畑岡奈紗(19年)、同学年の川崎春花(22年)が達成
▼20歳145日でのメジャー制覇 年少7位の記録。今大会に限ると、川崎春花(19歳133日)、鈴木愛(20歳128日)に次ぐ3番目の若さ
▼ダイヤモンド世代(03年度生まれ)2人目のメジャーV 川崎春花に続く。ツアー優勝者は神谷を含め、桜井心那(3勝)、川崎(2勝、うちメジャー1勝)、尾関彩美悠(1勝)の4人