◆米男子プロゴルフツアー ZOZOチャンピオンシップ 第1日(19日、千葉・アコーディア習志野CC=7079ヤード、パー70)
昨年大会12位の雪辱を狙う中島啓太(フリー)が3バーディー、4ボギー、1ダブルボギーの73で回り、67位と出遅れた。「自分の状態が良くなかった。力んだり、練習で良かったことが試合でできなかったので悔しい」と唇をかんだ。
1番のティーショットを左に曲げ林の中に。第2打が出すだけとなり、ボギースタートとなった。2、8番でバーディーを奪ったが、9番で3オン3パットで痛恨のダブルボギー。「ティーショットが打てる位置にないといけない。ラフも密度が高くてロングアイアンが難しいので、しっかりフェアウェーに乗ることから修正していきたい」と残り3日での巻き返しを図る。
昨年はトップ10に1打届かず、米ツアー出場権を得られなかった。今季はプロ初優勝を含む2勝を挙げ、賞金ランクは2位。「スタートホールは緊張する。でも、たくさん応援をいただけるので、もっといいプレーがしたい」。人気、実力ともに上昇した今年は、多くの声援を味方につけたいところだ。
予選カットがなく、全員が4日間プレーする今大会。昨年は2日目に63のビッグスコアをマークしているだけに、残り3日間で8打差の逆転も決して夢物語ではない。「途中で流れを悪くしてしまってから取り返すことができなかった。流れを悪くしないようにプレーしたいし、伸ばせるように頑張りたい」と意気込む23歳が逆襲を見せる。