◆米男子プロゴルフツアー ZOZOチャンピオンシップ 第3日(21日、千葉・アコーディア習志野CC=7079ヤード、パー70)
首位と7打差の19位から出た平田憲聖(エレコム)が5バーディー、3ボギーの68をマークし、通算2アンダーで12位に浮上した。8番までに5つ伸ばすも、9番以降に失速。「14番で1・5メートルのバーディーパットを外して、15番でも同じくらいのパーパットを外した。パットがダメだったのが、後半耐えられなかった要因」と振り返った。グリーンも速くなり、ショートパットでもラインによっては、大きく外れることもあったという。
この日は、久常涼(SBSホールディングス)とのラウンド。試合で回るのは今年初めてだという。「しぶといパーパットを何度も決めていた。ミスしたら流れが悪くなる場面で耐えられていたので、素晴らしい選手だと思った」。9月に欧州ツアーのフランス・オープンを制した後輩を絶賛した。
今大会で10位以内に入れば、2週後の米ツアー・ワールドワイドテクノロジー選手権(メキシコ)への出場が可能になる。「ここ(12位)にいる以上は、明日意識しないわけない。でも変なことを考えずに、普段通りできればいいかな」とマイペースで最終日へ臨む。「アンダーパーでまわらないと、トップ10は入れないと思う。伸ばさないといけないのはわかっている。今日みたいな展開にならないように」と気を引き締めた。