19年覇者・鈴木愛、65で2位浮上 「すこぶる良くない」と体調不安明かすも「上についていきたい」


2番、ティーショットを放つ鈴木愛。通算10アンダーで2位タイ(カメラ・安藤 篤志)

2番、ティーショットを放つ鈴木愛。通算10アンダーで2位タイ(カメラ・安藤 篤志)

◆女子プロゴルフツアー 伊藤園レディス 第2日(11日、千葉・グレートアイランドC=6741ヤード、パー72)

 2019年大会覇者の鈴木愛(セールスフォース)は19位から出て、8バーディー、1ボギーの65。通算10アンダーで首位と2打差の2位に浮上した。

 ラウンド後は「(体調が)すこぶる良くない」としながら「熱は大丈夫」と強調。4年前に優勝しているが「優勝できるイメージもなかったし、優勝したのも奇跡と思えるくらい。トップ3に入るくらいに読みづらいグリーンで、いいイメージはない」と話した。

 この日は前半に3つ伸ばし、後半も11番で10メートルを決めるなど得意のパットが好調。終盤の15番からは3連続バーディーを奪った。

 2週前の樋口久子・三菱電機レディスは首位で最終日を迎えながら80をたたき、19位と失速した。「さすがに優勝争いして80を打ったことはなかったので、気持ちが落ちたところもあったが、もう吹っ切れている。(今季は)まだmeijiカップしか勝っていないので、(悪い記憶を)払拭しないといけない。最終日に伸ばして、上についていかないといけない」と心境を語った。

 8月の北海道meijiカップ以来の今季2勝目、通算19勝目へ「しっかりと調整して、いい勝負がしたい。(2打目で)ショートアイアンが多いコースなので4~5メートルをしっかり決めていきたい」とプランを描いた。

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