3連覇が懸かる45歳 谷原秀人は5差6位後退「苦しかった」39ホール連続ノーボギーも伸ばし切れず…日本シリーズJTカップ第3R


8番ティーショットを放つ谷原秀人(カメラ・今西  淳)

8番ティーショットを放つ谷原秀人(カメラ・今西 淳)

◆報知新聞社主催 男子プロゴルフツアー メジャー最終戦 日本シリーズJTカップ 第3日(2日、東京よみうりCC=7023ヤード、パー70)

 5打差の4位から出た昨季覇者の45歳、谷原秀人(国際スポーツ振興協会)は、2バーディー、ボギーなしの68で回り、通算8アンダーで5打差の6位に後退した。「苦しかったけど、ボギーがなかったのは良かったんじゃないですかね」と悔しさをにじませた。

 2010~12年大会の藤田寛之以来、メジャー2人目(1973年のツアー制施行後)の3連覇に挑戦している。12番まではパーを並べ、13番で5メートルのバーディーパットを決めると、パー5の17番も3打目を2メートルに寄せてバーディーを奪った。第1ラウンドの16番から39ホールでノーボギーを続けているが、スコアを伸ばしきれず、順位を落とした。

 第3ラウンドを終えて、23歳の中島啓太(フリー)と22歳の蟬川泰果(フリー)が通算13アンダーで首位に立つ。出場30人最多15回目出場の45歳は最終日に経験値を生かし、上位を懸命に追いかける。「厳しいとは思いますが、楽しんで、今年の最後なのでやりたいなと思います」と大会3連覇へ顔を上げた。

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