
17番、ティーショットを曲げた石川は、林の中から第2打を放つ
◆報知新聞社主催 男子プロゴルフツアー メジャー最終戦 日本シリーズJTカップ 最終日(3日、東京よみうりCC=7023ヤード、パー70)
史上7人目の大会3勝目へ、首位と2差3位で出た石川遼は4バーディー、5ボギー、1ダブルボギーの73と伸ばせず、7位に終わった。「悔しい」と肩を落とした。8番パー3では、もう少しでホールインワンの一打で大歓声を呼んだ。
しかし、難関11番のボギーでリズムを崩し「1打でも縮めようと努力はしたが、それが裏目に出た」と、14番で3オン3パットの痛恨のダボで優勝争いから脱落した。ただ、賞金ランク上位の20代トリオに割って入り、存在感は示した。「ショットで悩むことが減り、来年はよりゲームのつくり方であったりにシフトしていける技術面の終わり方だった」と、32歳は手応えを口にした。