勝みなみがジュニアイベントを実施 米ツアー本格参戦1年目は「よく頑張ったという感じ。伸びしろしかない」


ジュニアイベントを開催した勝みなみ(カメラ・富張 萌黄)

ジュニアイベントを開催した勝みなみ(カメラ・富張 萌黄)

 女子プロゴルフの勝みなみが9日、千葉・ヒルトップバーディクラブでジュニアイベント「勝みなみ FUN GOLF ☆ FUN  LIFE presented by JOMS」を開催した。自身の経験をトークショー形式でジュニアに教示した。技術的な鋭い質問も数多く飛び交い、一つひとつ丁寧に回答した。イベント後半にはシミュレーターを用いたゲームを実施し、交流を深めた。「ジュニアの子と触れ合う機会もないので新鮮だった。いい刺激をもらった」とオフならではのイベントに終始笑顔だった。

 今季は米ツアー挑戦1年目。ポイントランク74位で来季シードを獲得した。「よく頑張ったという感じはする。慣れない土地で1年間戦えたのは良かった」と自己評価は高い。だが、最高成績は7位(2度)と優勝争いに絡めない試合も多かった。「もう少しいい結果を残したかった。伸びしろしかない」と来季の活躍を誓った。

 1年間のアメリカでの生活にも慣れた様子。「ご飯はおいしいところばかり。ホテルにトレーニングジムもある」と快適に過ごしているという。米ツアー挑戦前には「ピザ1枚を食べたい」と目標を語っていた。「ピザは厳しいかなと思い始めた。でも、一度決めたことなので、厳しいとは思いつつもやりたい」と雪辱に燃えている。

 来季は稲見萌寧、西郷真央、吉田優利が新たに米ツアーに挑戦する。「濃ゆいメンバーが集まる。萌寧とかは、すごく変わっている」と印象を語った。「ゴルフがうまくて面白いメンバーが集まるのは楽しみ。仲間が増えることでゴルフがしやすかったり、助け合うこともある」と日本勢が増えることを喜んだ。自身の来季の目標は「まずは1勝」。1年目でのシード獲得も自信になったといい、「メジャー優勝も向こう(米国)でしたいので、目指して頑張りたい」と米ツアー2年目への目標を掲げた。

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