◆米女子プロゴルフツアー 朴セリ選手権 第3日(23日、米カリフォルニア州パロスバーデスGC=6258ヤード、パー71)
9位から出た西郷真央(島津製作所)は4バーディー、1ダブルボギーの69で回り、通算6アンダーで首位と3打差の7位に浮上した。
強風の中での第3ラウンドは、ティーが前に出た5番で1メートルを決めてバーディーを先行させた。続く6番パー3ではバンカーにつかまり、3オン2パットのダブルボギーとなったが、7番パー5でピン右8メートルに2オンさせ、バーディーを奪った。後半は12番で6メートル、17番パー3で3メートルのバーディーパットを沈め、2つ伸ばした。
ラウンド後はWOWOWのインタビューで「今日は本当に風が強くて、グリーン上でもボールが風で動いてしまうくらい揺れながらのラウンドになったが、しっかりスコアを伸ばすことができて良かった」と振り返った。
この日はフェアウェーを外したのは1度だけとティーショットが好調。とくに気を配ったのはセカンドショットとグリーン上だという。「セカンドショットの距離感に関しては慎重になりながら、グリーン上では短いパットも、いつも以上に丁寧にやりながらのラウンドだった」と語った。強風の中でのパッティングについては「出球をしっかり出したいところに出すことを心掛けて、1メートルのパットも危うく外しそうになるようなところもあったので、明日以降もショートパットは丁寧にやりながらラウンドしたい」と見据えた。
最終日に向け「また耐えるゴルフになると思う。耐えるところを耐えて、チャンスホールでバーディーを取れるように全力で頑張りたい」と言葉に力を込めた。